研究紹介

地域戦略研究室は、加藤博和教授を中心に、研究員・博士後期課程学生(環境学研究科・工学研究科)・博士前期課程学生(環境学研究科)・大学院研究生(環境学研究科)・学部生(工学部)が所属し、"Sustainable(持続可能な)""Quality of Life(生活の質)"をキーワードとして、土地利用・都市・交通・環境に関する研究を行っています。

所属学生は名古屋大学をはじめとして、これまで全国各地の様々な大学(北は、東北大学から南は琉球大学まで)・学部(工学・理学・農学・環境学・経済学・法学・文学・教育学)などの分野の出身者が集まっています。また、国際的には、カナダ・フランス・ドイツ・エジプト・トルコ・タイ・フィリピン・インド・インドネシア・ベトナム・エチオピア・ミャンマー・中国・韓国など多様な国からの留学生が在籍し、巣立っています。

2006年4月からは環境学研究科附属 交通・都市国際研究センターが設立され、一層の研究体制の強化が図られました。

また2009年4月からは名古屋大学国際環境人材育成プログラムが設立され、本研究室には国際環境人材育成プログラムに参加し国際的な環境リーダーを目指す学生もいます。

さらに2010年4月からは名古屋大学グローバルCOEプログラム 地球学から基礎・臨床環境学への展開によって博士課程の統合環境学特別コースが創設され、当研究室にもこのコースに参加し、地域での実践力とグローバルな思考力を併せ持った人材になることを目指す学生がいます。

本研究室は今後もより一層日本だけに留まらない国際的な研究強化体制が図られていきます。


加藤教授の研究テーマ

  1. 交通政策が地球環境や都市環境に及ぼす影響の評価手法の開発〜交通のライフサイクル評価(LCA)
  2. 公共交通整備制度・財政システムの環境面からの評価
  3. モータリゼーションと都市成長との関係分析
  4. 地域公共交通の維持方策

研究方針

交通行動や自動車保有、ロジスティックスといった、ライフスタイルから大きな影響を受け、かつ、環境に大きな負荷をもたらす社会システムに対して、LCAの考え方を適用し、「環境に優しい活動とは何か?」を探る。

さらに、市場メカニズムを活用した各種環境施策の提案を行う。現在の日本の都市政策を考える上で、必要となる問題意識を肌で感じ、これを自分の問題として捉えるべく、現場でのフィールドワークを行う。今度予想される都市の大競争時代における「都市戦略」の構築に必要な、マーケティング的発想を起点とする各種評価手法の開発を行う。

詳しくは加藤教授のホームページをご覧下さい


研究グループ

当研究室には現在、7つの研究グループがあり相互に連携しながら研究に取り組んでいます。

研究グループと、持続可能な空間と交通の関係について表したものが下の図です。

それぞれの研究グループの詳しい研究内容については以下の通りです。

都市域撤退・再集結グループ
持続可能な都市と交通グループ
交通環境評価グループ
都市・交通国際比較研究グループ
少子高齢化対応都市構築グループ
国土グランドデザイングループ
Post Motorization Mobility Group
地域公共交通を支える「適材適所」と「一所懸命」を考える