研究室について

当研究室では、材料科学分野や環境土木工学分野において、高分子(バイオマス系やプラスチック系など)とコロイド(天然物や人工物)を基盤としたマテリアルデザインと材料創製の研究を進めています。具体的には、バイオマスポリマー(キトサン、セルロース、DNAなど)を中心に、環境負荷低減を目的とした環境浄化、資源回収、廃棄バイオマス資源化などのグリーンな技術を開発し、バイオベースマテリアルの新しい機能を開拓しています。さらに、サステナブルな資源利用のシナリオを検討しながら、廃プラスチックから機能性材料への変換技術の開発にも取り組んでいます。詳細は、研究内容のページ最近の論文過去メンバーの研究課題などをご覧ください。

ニュース

2024年03月22日 廃PEとPP の蛍光ナノ材料へのリサイクル技術について高橋君(M2)と陳さん(D2)の論文が Chemosphere 誌に掲載
2024年03月20日 廃PETアプサイクルにより放射性セシウム吸着剤のデザインと作製について陳さん(D2)の論文が Chemosphere 誌に掲載
2024年01月20日 沖縄で開催した The 7th International Conference on Materials Engineering and Applications にてジンチェンコ准教授が招待講演
2023年12月14日 香港で開催した 9th Asian Conference on Colloid and Interface Science にて王君(D1)が口頭発表、ジンチェンコ准教授が招待講演
2023年12月12日 バイオマス高分子を用いた地盤改良技術について王君(D1)の論文が Journal of Environmental Chemical Engineering 誌に掲載(地盤力学・土質基礎工学グループと共同研究)
2023年11月20日 廃 PET から機能性材料のデザインに関する陳さん(D2)とジンチェンコ准教授の総説は Journal of Cleaner Production 誌にて発表
2023年11月03日 グローバルサイエンスキャンパス プログラムで当研究室に受け入れた河合さん(高2)と山家さん(高2)、また研究指導していた陳さん(D2)が PET ボトル由来ヒドロゲルによる重金属除去技術について論文を Gels 誌にて発表
2023年10月17日 高橋君(M2)が 第13回CSJ化学フェスタ2023 にて「廃棄ポリオレフィンを用いた2段階水熱合成による多色カーボンドットの作製」の題目でポスター発表
2023年10月01日 新メンバー:Khonekeo KINGKHAMBANG(D1)(アジアサテライトキャンパスプログラム
2023年09月29日 当研究グループが協力させていただいた、同専攻の日比野教授の研究室で行ったリグニンからメタノールと水素抽出の研究についてプレスリリースが発表。オリジナルな論文は Applied Catalysis, B (Environmental) 誌に掲載
2023年09月15日 陳さん(D2)の記事が環境学研究科の広報誌「環 KWAN」に記載
2023年08月30日 ジンチェンコ准教授がプラハで開催した国際学会 13th International Symposium on Polyelectrolytes にて発表
2023年07月24日 当研究室は グローバルサイエンスキャンパス で高校生を受入れ
2023年05月24日 陳さん(D2)がドレスデン(ドイツ)で開催した国際学会 7th Green and Sustainable Chemistry Conference にて発表
2023年05月16日 陳さん(D2)が廃プラスチックリサイクル技術開発の成果について、名古屋大学学術奨励賞を受賞
2023年04月04日 廃PETボトルからヒドロゲル触媒の作製について陳さん(D2)の論文が Waste Management 誌に掲載
2023年04月03日 新メンバー:(M1)中西 未来 。王ヨウコウが博士後期課程をスタート
2023年2月13日 当研究室が取り組んでいる環境学研究科の地球規模課題「資源・物質循環」に関してオンライン講演会「資源リサイクル技術の最新動向と将来展望」を開催。ご参加ありがとうございました!
2022年10月01日 陳さん(D1)が日本学術振興会の特別研究員DC2に採用内定
2022年09月16日 再生クロマチンファイバーの高次構造についての論文は Scientific reports 誌に掲載(Prof. Lars Nordenskiöld(Nanyang Technological University)との共同研究)
2022年06月09日 廃PETボトルから磁性マイクロ粒子吸着材料の作製について陳さん(D1)の論文が Journal of Environmental Chemical Engineering 誌に掲載
2022年04月19日 廃PETボトルから蛍光性ナノ材料の作製について陳さん(D1)の論文が Journal of Environmental Chemical Engineering 誌に掲載
2022年04月05日 新メンバー:(M1) 川手 大生、高橋 侑誠、林 欣。陳 嘉儀が博士後期課程をスタート
2022年03月17日 持続発展学コースのホームページがリニューアル
2022年03月15日 当研究グループと地球環境科学専攻の淺原先生の研究グループは、名古屋大学環境学研究科が取り組んでいる地球規模課題の「資源・物質循環」課題を推進しています
2021年12月 当研究室の元教授・現名古屋大学名誉教授・村田静昭先生が日本化学会化学教育賞を受賞
2021年12月23日 バイオマス由来高分子を用いた土壌改良技術について森川君(2021年修了)の論文が Journal of Environmental Chemical Engineering 誌に掲載(地盤力学・土質基礎工学グループと共同研究)
2021年12月19日 DNA・キトサンゲルおよびエアロゲルの機械的特性についての論文は ACS Applied Polymer Materials 誌に掲載(Prof. Shchipunov(ロシア科学アカデミ)との共同研究)
2021年11月18日 陳さん(M2)が国際学会 6th Green and Sustainable Chemistry Conference(オンライン)にて発表
2021年10月01日 新メンバーが加わりました:林 欣 さん(研究生)
2021年09月13日 DNAを由来する蛍光材料(バイオドット)による重金属イオンのセンシングについて王茂飛 君(M2)の論文が Biosensors 誌に掲載
2021年08月31日 DNAを含む核酸から蛍光ナノ材料(バイオドット)の水熱合成について王茂飛 君(M2)の論文が Nanomaterials 誌に掲載
2021年08月06日 DNA・キトサンゲルによる環境汚染物質の除去について森川君(2021年修了)と陳さん(M2)の論文が Gels 誌に掲載され、Editor's choice として選定
2021年07月30日 廃PETボトルからゲル吸着剤の作製について陳さん(M2)の論文が Journal of Environmental Chemical Engineering 誌に掲載
2021年04月01日 新し研究プロジェクトがスタートしました:「バイオマスDNAの加熱処理によるカーボンナノ材料の作製と特性評価」
2021年03月01日 ジンチェンコ准教授の記事が環境学研究科の広報誌「環 KWAN」に記載
2021年01月13日 DNA・キトサンゲルについて 森川君(M2)の論文が ACS Applied Bio Materials 誌に掲載(増渕教授との共同研究)
2020年11月11日 森川君とジンチェンコ准教授が国際学会 5th Green and Sustainable Chemistry Conference(オンライン)にて発表
2020年10月01日 新メンバーが加わりました:王 燁昊さん(研究生)
2020年04月01日 新メンバーが加わりました:陳 嘉儀さん(M1)
2019年11月05日 ジンチェンコ准教授が Okinawa Colloids 2019 国際学会にて招待講演
2019年10月01日 新メンバーが加わりました:王 茂飛さん(研究生)
2019年04月01日 新メンバーが加わりました:森川 功規さん(M1)
2019年04月01日 研究室新しいホームページをスタートしました
2019年04月01日 ジンチェンコ准教授が工学部環境土木・建築学科を兼担
2019年04月01日 環境学研究科都市環境学専攻の旧所属の物質環境学コースは空間環境学コースと統合して、「持続発展学コース」が設立
2019年03月31日 長年お世話になった村田静昭教授が定年退職
2019年03月01日 村田静昭教授の最終講義が開催されました。講演の題名は「化学におけるもの作り ―もの作りから始まった、もの作りで終わりたい―」

 

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〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院環境学研究科

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東山キャンパス 情報学研究科棟、7階、701室(ジンチェンコ)、711室(院生室)

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E-mail: zinchenko(a)urban.env.nagoya-u.ac.jp