ビデオカメラを用いた道路交通調査と個人情報保護について

当研究室では,現状の道路交通の課題を抽出し,安全・円滑な道路交通の実現を目指すため,ビデオカメラによる道路交通の実態観測調査を行っています.撮影した映像は研究目的のみに使用され,第三者に提供することはありません.映像データは,以下の方法にて解析・保存を行います.その際,個人を特定することはありません.

1.ビデオカメラの設置位置

交通調査では人の顔や車のナンバープレートが極力映らないよう,可能な限り高所(ビルの屋上等)からの撮影を行います.カメラの設置においては,設置位置に応じて施設管理者への許可や道路占有許可を事前に取得します.ただし,道路環境や施設の許可取得状況によっては,どうしても個人の顔などが映り込む場所にカメラを設置せざるを得ない場合があります.この場合にも,以下の方法にて個人情報保護に努めます.

2.ビデオ映像の使用方法

ビデオ撮影後,映像データは直ちに画像処理によって車や歩行者等の位置データに変換されます.研究ではこの個人特定が不可能な位置データを用いて解析を行います. なお,学術論文の公表時に,状況説明のために映像のスクリーンショットを用いる場合があります.このときは,ナンバープレートや顔が分からないようにモザイク処理を施し,映像から個人を特定できないようにします.

3.ビデオ映像の保存方法

映像は暗号化したローカルのハードディスクに保存します.ハードディスクは研究室内の鍵のかかるキャビネットに保管し,研究室外への持ち出しを禁じます.

4.調査員の配置と安全対策

道路交通調査時には,原則としてカメラの周辺に調査員が常駐し,現場での問い合わせ等に対応できる体制をとります.高所作業時には命綱を装備するなど落下防止策に務めます.

計画・実施中の交通調査