最近の論文

廃プラスチックから機能性材料のデザインと創製

2023年末に J. Clean. Prod. で発表した総説で、近年開発された廃プラスチックのPETから機能性材料の作製技術およびそれらの機能性材料の環境、土木・建築、エネルギー分野での応用について解説しています。

SusMatLabで行っている廃プラスチック由来機能性材料のデザインは、多成分・多機能化のマテリアルへ発展しており、2024年 Chemosphere の論文では、このような廃PET・粘土・磁性ナノ粒子のハイブリッド磁性吸着材料は放射性セシウム(Cs)の除去への応用できることを発表しています。

これまで SusMatLab で廃PETから多様な機能性材料を開発していましたが、2024年 Chemosphere に発表した論文でじめて、アプサイクル困難なポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)プラスチックを蛍光性ナノ材料への変換技術を発表しました。
 

バイオマス由来ポリマーによる土壌改良

2024年 J. Environ. Chem. Eng. に掲載された論文では、再生可能なバイオマス高分子材料を用いた地盤改良技術および重金属イオン溶出の抑制技術を発表しました。
 

その他の論文

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