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私たちの研究室

サステナブルマテリアル研究室(SusMatLab)へようこそ。当研究室では、革新的な材料設計を通じて持続可能な技術の発展を目指しています。バイオマスや廃プラスチックを機能性材料へと転換し、循環型経済の実現に貢献することで、地球規模境課題の解決に取り組んでいます。

私たちの研究は、高分子およびコロイド科学と環境化学工学の原理を融合させ、水の浄化、金属資源の回収、触媒、センシング、材料強化など、さまざまな技術開発を進めています。セルロースやキトサンなどの豊富なバイオマス由来の原料を活用し、廃プラスチックを高機能材料設計のための新規かつ高付加価値な前駆体へとアップサイクルする化学的手法を開拓しています。

研究と教育活動を通じて、持続可能な資源使用と次世代材料の創出の基盤を築き、よりクリーンで強靭な未来の実現を目指しています。

最近論文
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繊維アップサイクル

廃棄されたPET繊維および布地をアミノリシスおよび金属化により、Au、Ag、Pdナノ粒子を用いた触媒材料として設計。

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混合炭

医薬品吸着用途のためのバイオマス・プラスチック廃棄物由来の混合炭の吸着性能評価

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磁性吸着材

廃PETボトルとベントナイト粘土を用いた放射性セシウム除去用磁性吸着材のデザイン

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ニュース

2025年03月22日 廃PET繊維を用いた触媒材料のデザインに関する中西さん(2025年修了)の論文が Chemical Engineering Journal 誌に掲載

2025年03月22日 環境学研究科内で当研究室が分担している「資源・物質循環」という地球規模環境問題についてエコラボトーク自然と都市をつなぐ物質循環の未来」の記事が環境学研究科の KWAN 誌に掲載

2025年1月16日 タイ・バンコクで開催した 8th International Conference on Materials Engineering and Applications (ICMEA 2025) にてキンカムバン君(D2)が口頭発表

2024年10月10日 キトサン・キチン由来のバイオ炭を用いた医薬品除去に関する林さん(2024年修了)の論文が Bioresource Technology 誌に掲載

2024年10月01日 新メンバー:(D1)Hanan AHMAD(Doctor course, Forefront program)、劉 大祿(研究生)

2024年09月23日 セルロース系ナノファイバーとキトサンのゲルに関する 川手君(2024年修了)の論文が Gels 誌に掲載(増渕教授との共同研究)

2024年7月5日 ソウルで開催した 7th International Conference on Green Energy and Environment Engineering にて陳さん(D3)が口頭発表、ジンチェンコ准教授が招待講演

2024年4月10日 東京で開催した 7th International Conference on Materials Design and Applications にて陳さん(D3)が口頭発表および優秀発表賞を受賞、ジンチェンコ准教授が招待講演

2023年04月03日 新メンバー:(M1)保浦 真美香、成 若鳴、舒 暢.

連絡先

〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院環境学研究科

Tel: +81-52-789-4771  内線:4771
E-mail: zinchenko(a)urban.env.nagoya-u.ac.jp

アクセス

東山キャンパス 情報学研究科棟、7階、701室(ジンチェンコ)、711室(院生室)